News Letter of 「in-Sight」#15(26.5/29)
いつも「in-Sight インサイト」をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。
静岡県に拠点を置く出版社、「在野社」の代表を務める浅野と申します。
5月ラスト。時間が流れるのは早いものですね……。
今週も「in-Sight インサイト」は更新がありません。
進行の拙さをお詫びしつつ、一時の流行りすたりに消費されず、じっくりじっくり読んでもらうメディアとしては、このように足踏みする時期のもどかしさも甘んじて受け入れないといけないのかなとも思います。
現在手元に数本の作品が届いておりますので、来週以降少しずつ公開してまいります。
また、唐突なようにも思えるかもしれませんが、ひょんなきっかけで「in-Sight インサイト」編集部として生成AIと小説作品を「共作」することを決定。
プロットは固まり、現在セッション容量オーバーによる待ち時間に阻まれながらも、執筆を続けている最中です。
こちらは6月中にメイキングおよび考察記事とともに公開予定です。
着実に成長を重ねる「in-Sight インサイト」。
今後ともご期待ください。
もう読んだ?
先週ご紹介した作品をプレイバック!
まだ読んでないかたも、もうなんども繰り返し読んでるあなたも。
豊穣としてのテクスト ~日野日出志「蔵六の奇病」と石垣りん「崖」~
カテゴリー:評論・書評
シリーズ:マンガ森、微かな足跡を辿って
描かれない絵と、落ち続ける女たち――二つの作品が成す「人間」という織物。
ピカソのキュビスムのように、芸術は多角的な視点から人間の真理を織り成す。
日野日出志の『蔵六の奇病』と、石垣りんの『崖』。一見無関係な二つの作品が、〈可視と不可視〉の鮮やかな反転を通じて告発する、私たち「人間」の醜悪さとは。
#漫画評論 #社会 #ヒューマニズム #文化
著者プロフィール詳細:
https://in-sight.zaiyasha.jp/author/Y_Koike

(C)日野日出志/ゴマブックス
【「編集長」の目】
現代、コンテンツの消費速度は早く、わかりやすく、エモーショナルに描かれたものが論われ、「作品の余韻」のようなものは置いてけぼりにされがちです。
本稿は、日野日出志「蔵六の奇病」(『日野日出志大全集1』収録)に関して逆説的に「〝描かれなかったモノ/コト〟にこそ意味がある」と光を当てる一方、石垣りんの詩作「崖」(『表札など』収録)を引き、表現方法としては真逆であるものの、真に語ろうとしている対象はおなじものなのではないかと問いかけます。
マンガという一分野にとどまらず、文芸、あるいは芸術そのものを横断するようなスリリングな論、そこから編まれるあらたな息吹をぜひご覧ください。
Pick-UP!!
よければこちらもチェックしてみませんか?過去のコンテンツを再発見!毎週ランダムに1作品ずつ過去のコンテンツを紹介します。
ひばりの子(岡本かの子・著)
パブリックドメイン作品
カテゴリー:小説
シリーズ:青空文庫名作選
婆やが或日のこと、お里へまいりました時、かわいいかわいいひばりの子を一つ袂たもとのなかへ入れてかえりました。
今年八つの一郎さんと、六つのたえ子さんとを、気だての優しいばあやが、一人でお守りをしておりました。
#ヒューマニズム

おすすめシリーズ
現在「in-Sight インサイト」で連載中のシリーズを毎週ランダムに紹介していきます。
今回おすすめするのはこちら!
もう想なってる
げに、不思議なこの世界は「もう想」なってる!
なんでこんなところにこんなものあるんだろうーー。そんな身の回りの不思議が、「私」を妄想の世界にいざなう。荒唐無稽と笑うなかれ。それこそが、もしかしたら「真実」なのかもしれない。だって、この世界のことを最初から最後まで知っているひとなんて、神様をおいてほかにいないのだから。
▷コメント:
福岡市で活動されている津川智宏さん。初めてお会いしたのは昨年10月、文学フリマ福岡参加後のことでした。著作「ネムリ・インターチェンジ」の着想を得たきっかけとなったできごとやらなにやら、楽しくお話させていただいて、いつかご依頼をしたいと考えていたところに「in-Sight インサイト」がオープン。ご依頼したところ、二つ返事で引き受けてくださいました。
ビルのひびわれが⚫︎⚫⚫︎⚫︎に見えるなんて、ユニークな「もう想」!
「in-Sight インサイト」が謳う「おもしろがる」をまさに体現する、キラーコンテンツです。
ぜひお楽しみください。
▷第1回「オマハンの少年」
https://in-sight.zaiyasha.jp/contents/KSsR4KS1

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「in-Sight インサイト」は作品の形態やジャンルを問わない、無料の創作Webマガジンです。
この場所は「自由を尊ぶ」ことを重んじ、「身近にある生活から『世界』を見て、おもしろがる」「書き手から読み手へ、熱を広げていく。読めばなにかつくりたくなる」ことをコンセプトとしながら、同時に 「出版のこれから」を追求する重要な拠点としてもとらえています。この取り組みが生み出すものこそ、この世界の「希望」であるとわたしは信じています。
きっと、わたしも、あなたも、「もっと、自由に、なれる。」
文責:
浅野葛
(合同会社在野社・編集責任者)
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