News Letter of 「in-Sight」#10(26.4/24)
いつも「in-Sight インサイト」をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。
静岡県に拠点を置く出版社、「在野社」の代表を務める浅野と申します。
ニュースレターを発行してようやく10回! 暗い話題ばかりの世のなかですが、「自由」の拠点をつくるため、たんたんとやれることをやるのみ。
中東近辺の緊張は私たちの生活の不安に直結しているはずなのに、多数はとくに慌てた様子もなく、いつもどおりに回っている……。
「そのとき」は前触れもなく、急に訪れそうな予感もします。
取り越し苦労であればいいのですが。
いずれにせよ、一日も「自由」な世界が訪れることを願うばかりです。
新着コンテンツ
生まれいずる悩み(有島武郎・著)/パブリックドメイン作品
カテゴリー:小説
シリーズ:青空文庫名作選
芸術への渇望と、飢え。出口のない暗闇で、命の産声が響く。
北海道の峻烈な自然の中で、漁師として働きながら絵を描き続ける一人の青年。彼が抱えるのは、表現への止みがたい情熱と、生存という残酷な現実との板挟みによる「産みの苦しみ」だった。
著者・有島武郎が、モデルとなった青年との交流を通して、創作という行為の神聖さと呪い、そして人間が生きる意味を問い直した魂の記録。
#創作 #生活 #人生

「生まれいずる悩み」推薦文(選者:塚本はつ歌)/塚本はつ歌
カテゴリー:評論・書評
シリーズ:#talkin' bout a book.
あきらめることを、あきらめるのだ。
「青空文庫名作選」に「生まれいずる悩み」(有島武郎・著)をご選書くださった、塚本はつ歌さんによる推薦文です。理想や夢を追い求めることと、生活や現実の埋まらないギャップ。現代に生きるだれもが抱えうる苦しい悩みについて、第一線で活躍する小説家が思うところとは……必読です!
#創作 #人生 #読書

もう想なってる【もう想❶オマハンの少年】/津川智宏
カテゴリー:漫画
シリーズ:もう想なってる
ひび割れは、慟哭を抱えた亡国の少年の横顔に重なって――
築60年越え、「私」の職場のビルヂングは小さなヒビだらけ。そのなかに、少年の横顔のような模様を見つけた。
「私」は妄想する。かつて栄えた王国と、王家に伝わる古の秘儀のことを。
(そうしてきょうも、ついつい貴重な時間を溶かしてしまうのだ……)
#SF(すこしふしぎ) #生活 #自由

おすすめシリーズ
現在「in-Sight インサイト」で連載中のシリーズを毎週ランダムに紹介していきます。
今回おすすめするのはこちら!
はなかんむり
ひとひらひとひら、はなかんむりを編むように。
特別なことは起きないけれど、こころを包み込むようなあたたかい時間が流れている。『すこしだけ深く息を吸う』『まあるいかたち』の橘ぱぷかが紡ぐ、たいせつな日々の物語

▷コメント:
刺激的なコンテンツが好まれるWeb上のコンテンツにおいて、おだやかな雰囲気のある橘さんの筆致は貴重。しかしその奥底には、とてもひとすじなわではいかない、反骨精神も感じます。静謐かつパンク。例えるなら、アストル・ピアソラのバンドネオンのような……。
連載2作目、校了しました。まもなく公開予定です。お楽しみに!(浅野)
▷第1回:草葉の陰でみててよね
https://in-sight.zaiyasha.jp/contents/bjrpz2k
「投げ銭」をお受けしております。
「in-Sight インサイト」クラウドファンディングは終了しましたが、「投げ銭」というかたちで引き続きご支援をお受けしております。末永く続けていくために。わたしたちの想いに共感くださいましたらご支援いただけますと嬉しいです。
「投げ銭」をくださったかたには、もれなくオリジナルグッズをプレゼント!500円から受付しておりますので、ぜひご検討ください。

「in-Sight インサイト」は作品の形態やジャンルを問わない、無料の創作Webマガジンです。
この場所は「自由を尊ぶ」ことを重んじ、「身近にある生活から『世界』を見て、おもしろがる」「書き手から読み手へ、熱を広げていく。読めばなにかつくりたくなる」ことをコンセプトとしながら、同時に 「出版のこれから」を追求する重要な拠点としてもとらえています。この取り組みが生み出すものこそ、この世界の「希望」であるとわたしは信じています。
きっと、わたしも、あなたも、「もっと、自由に、なれる。」
文責:
浅野葛
(合同会社在野社・編集責任者)
すでに登録済みの方は こちら