News Letter of 「in-Sight」#12(26.5/8)
身体がすっかり休暇モードになってしまい、働くことを拒否している……。なんとか軌道修正をするために必死なこのごろです。
いつも「in-Sight インサイト」をご愛顧くださり、誠にありがとうございます。
静岡県に拠点を置く出版社、「在野社」の代表を務める浅野と申します。
清々しい空気の満ちる季節に、年内有数のまとまった休暇が取れる時期。
いかがお過ごしでしょうか。
とはいえ在野社はお休みなど関係なく溜まりに溜まった仕事を片付けているところなのですが、気晴らしもかねて、新潟県まで行ってきました。三条市の書店「SANJO PUBLISING」さんで開催中の「クラフトプレス展」を見るのが主な目的ですが、夜には地魚と地酒を楽しんだりも……。
これで清々と仕事に励めるかと思いきや、身体がすっかり休暇モードになってしまい、働くことを拒否している……。なんとか軌道修正をするために必死なこのごろです。
新着コンテンツ
「ぽい」写真が撮れない/浅野葛
カテゴリー:写真・絵画・イラスト
シリーズ:Web画廊「インサイト」
創作は、「ひらきなおり」の連続、のような――
新シリーズ「Web画廊」の第一弾として、「in-Sight インサイト」の「編集長」浅野がこれまでに撮り貯めた写真を公開します。編集者として写真を選ぶ立場と、フォトグラファーとして写真を撮る立場の埋まらないギャップ。そのアンビバレンツな思いなど、つらつらと書きました。
「in-Sight インサイト」の熱量ある作品たちの箸休めとして、ぜひ気楽にご覧ください。
#文化 #創作
著者プロフィール詳細:
https://in-sight.zaiyasha.jp/author/K_asano

戦争責任者の問題(伊丹万作・著)/パブリックドメイン作品
カテゴリー:エッセイ
シリーズ:青空文庫名作選
「だまされていた」という、最も安易な共犯
敗戦直後の日本で、映画監督・伊丹万作は「自分たちも被害者だ」と口を揃える同胞たちに冷ややかな視線を向けた。
彼は断言する。だます側だけで戦争は起きない。だまされる側が思考を放棄し、盲従し、隣人を監視したとき、戦争は完成するのだと。
世界が再び不穏な熱を帯びるいま、「だまされ始めている」かもしれない私たちが読むべき、俊烈なる警告文。
#社会 #文化 #ヒューマニズム
【「編集長」の目】
現代において「自らの考えをもち、主体的に行動する」ということの実践は、ひとつの美徳である一方、社会生活のある局面では疎ましがられ、軋轢を生むこともすくなくないのではないでしょうか。
私自身、考えることを辞め、大きなシステムのなかに取り込まれ、自動的に運ばれることのほうが「楽だ」と思う場面も多々あります。
ただ、そのような思考停止の行先がどのようなものかは認識しておかなければならないとも感じます。
晴れやかな連休の終わりに際してすこし重ための文章ではありますが、紛争は止まず、原油不足による生活不安が広がるなか、後年歴史のターニングポイントと語られても不思議ではない現状だからこそ、ぜひご一読いただけますと嬉しいです。

おすすめシリーズ
現在「in-Sight インサイト」で連載中のシリーズを毎週ランダムに紹介していきます。
今回おすすめするのはこちら!
日々のかたぬき
不条理をほどく「処方箋」
過ぎ去っていく毎日の中で、どうしても忘れられない「あの一瞬」。理不尽な言葉、説明のつかない違和感、あるいは胸をつくような情景。――それらを放置せず、じっくりと「かたぬき」するように言葉で縁取ってみる。浮き彫りになった事象の本質を見つめることが、今抱えている息苦しさを和らげる「救い」になるはず。加藤貼が送る、心の澱(おり)に輪郭を与え明日を少しだけ身軽に歩くためのエッセイ・シリーズ。

▷コメント:
実は筆者の加藤貼さんは、これまで主に小説作品を執筆してこられました。私はとある文芸サークルでお知り合いになり、加藤さんとおなじ会員同士として切磋琢磨していたのですが、「合評会」(会員の作品を全員で読み、意見し合う会)のあとの飲み会でほのかに毒のにおいの香るお話しを聞いていると、エッセイ向きなのではないかとも思っていました。
その後、私が一念発起して(ヤケクソを起こして)出版社を立ち上げたこと、そして「in-Sight インサイト」という場が生まれたことで、そのときの思いを実現することが叶いました。
次回作も遠くない未来に到着する予定。いましばらくお待ちください。
▷シリーズ第1回:「私の味は甘くない」
https://in-sight.zaiyasha.jp/contents/_RpmCFKu
"人それぞれの価値基準を持っていることを前提に、その価値観に対して、受け手として、自分がどう思うのかを第一に考え、そのうえで、自分が納得できる行動を取ることが、多様性の中で生きるためには必要なのだろう。"
お知らせ
5/4(月):サイト更新を実施しました
5/6(水)02:00ごろにサイト定期更新を無事完了しました。
公開バージョンは26.05.01になります。
今回の更新で行った修正、機能追加は以下の通りです。
・RSSフィード追加
「in-Sight インサイト」の記事公開、サイト更新等を自動でお知らせ!RSSリーダーでご利用ください。
・フィルター機能
「すべてのコンテンツ」一覧ページで、カテゴリーや著者名、シリーズ名等で絞り込みできるようになります。少しずつコンテンツが増えてきましたので、このような機能を付けました。

また、コンテンツページにおいて以下の機能をテスト的に投入します。
・「しおり」
一時的にページを離脱したいときに「しおり」をつけておくと、次回ページを開いた際に自動的に「しおり」位置まで移動します(ブラウザのサイズを変えた場合、若干位置がずれる場合があります)。長大なコンテンツを読む際に特に有効です。

・文章共有機能
目を引いた一文をドラッグするとX等のSNSへ手軽に共有することができます。

上記はまだテスト中の段階のため、不具合等発生することが予想されます。
もし意図しない挙動、不体裁等を発見されましたら、お手数ですがお問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。
ますます楽しい読書体験をデザインする、あたらしい「in-Sight インサイト」をお楽しみください。
「投げ銭」をお受けしております。
「in-Sight インサイト」クラウドファンディングは終了しましたが、「投げ銭」というかたちで引き続きご支援をお受けしております。末永く続けていくために。わたしたちの想いに共感くださいましたらご支援いただけますと嬉しいです。
「投げ銭」をくださったかたには、もれなくオリジナルグッズをプレゼント!500円から受付しておりますので、ぜひご検討ください。

「in-Sight インサイト」は作品の形態やジャンルを問わない、無料の創作Webマガジンです。
この場所は「自由を尊ぶ」ことを重んじ、「身近にある生活から『世界』を見て、おもしろがる」「書き手から読み手へ、熱を広げていく。読めばなにかつくりたくなる」ことをコンセプトとしながら、同時に 「出版のこれから」を追求する重要な拠点としてもとらえています。この取り組みが生み出すものこそ、この世界の「希望」であるとわたしは信じています。
きっと、わたしも、あなたも、「もっと、自由に、なれる。」
文責:
浅野葛
(合同会社在野社・編集責任者)
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